大事な用事があるのに子どもの預け先がない。
子どもは大好き、でもたまには息抜きがしたい。
仕事が忙しくお迎えに間に合わない。
産前産後に上の子を見てほしい。
――そんな時は、ぜひご相談ください。
お母さんを笑顔にする「訪問保育」「在宅保育」をうけたまわります。
保育士、幼稚園教諭としてこれまで計6年間、保育園や幼稚園でクラス担任やフリー保育士として200人以上の子どもたちに関わってきました。
保育士を志したのは中学生の時。職業体験で保育園にいった友人と話して、自分の保育園時代がとても楽しい記憶として残っていることに気づいたからです。
実際に保育士になり、憧れだった職場で働くことはもちろん楽しかったのですが、次第に「これが本当に自分のやりたかった保育だろうか？」と疑問が湧いてきました。
園では運動会やお遊戯会などの行事が盛りだくさん。子どもたちは毎日、決められたスケジュールに沿って行動することが求められます。
行事の練習に熱が入るあまり、時には保育士が子どもたちへ厳しく接することも。
私はそうしたことに疑問を感じていました。
お遊戯会で上手に踊ることはすばらいしいことかもしれません。ですが、伸び伸びと遊びたがってぐずる子どもたちを叱りつけてまで、みんなそろって踊りを披露することはそれほど重要でしょうか？
保護者の方からお子さんに関する悩みを相談されることもありました。しかし園という組織で働いていると、時には保護者の悩みを聞くよりも、職員会議を優先させなければなりません。
本当はもっと子どもと関われるはずなのに、保護者の方の悩みもじっくり聞いて、みんなに笑顔で過ごして欲しいのに……
もっと寄り添い、子どもだけでなくお父さん、お母さんまで笑顔にする保育をしたい――そんな願いから、NCMA,japanを取得し、2014年7月、訪問保育をスタートさせました。
開業から8年目を迎え、関わったお子さんたちは150人を超えました。お預かりしているお子さんのお母さんから、「トイレトレーニングの相談ができてよかった」「子どもを怒ってばかりで自己嫌悪に陥っていた時、話を聞いてもらえてうれしかった」など、感謝の声をいただくことも増えました。
2018年には念願だった自宅の一室を使った「在宅保育」もスタートしました。今はお庭に砂場を作ったり、音楽を楽しめるように工夫したり、どうやって子どもたちに喜んでもらえる空間にしようかとワクワクしています。
今の夢は、保育を軸にして、さまざまな人とコラボレーションしていくこと。第1弾として、ネイリストの友人と保育付出張ネイルを実施しました。今後も自宅の保育室を活用して、子どももお母さんも楽しめるイベントをたくさん企画していきたいです。
チャイルドマインダー 足立美和子
東京都日野市在住。保育士、幼稚園教諭2種免許、社会福祉主事任用、児童厚生員2級、NCMA,japan認定チャイルドマインダー養成講座修了、MFAジャパン社 幼児・小児救急救護法国際認定カード取得者、病児ケアマインダー登録、IHTA認定チャイルドボディセラピスト ベビーマッサージ初級講座修了、危機管理主任4級 取得。2008年～14年まで八王子市および立川市で保育士、幼稚園教諭として0～5歳児までを担当。2016年に長女を出産。2020年に次女出産。趣味はスケートボード。
